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人生計画の立て方
- Narrado por: 大橋 俊夫
- Japonés
- Duración: 5 horas y 1 min
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Resumen del editor
<内容紹介>
東大教授でありながら、巨万の富を築きあげた
伝説の大投資家が明かす
凡人を非凡にする人生120年の設計図
「私が平凡愚劣の生まれつきをもって、
しかも、なおかつ割合に幸福感謝の長い人生を享楽し得たのも、
ひとえにこれ、
早くから自らの『人生計画』実行に努力してきたおかげである」
著者は本書の中でこう述べて、「人生計画」の重要性を説いています。
そのきっかけとなったのは、著者がドイツ留学時代に森林経営学の存在を知り、その計画の確立によって、年々の事業が合理的に経営され、ドイツの林業がいかに整然として、秩序的、経済的に運営されてつつあることに驚嘆したことでした。このような計画性が、林業のみではなく、自身一代の生活上にもきわめて必要不可欠なものであるという気付きが、自身の「人生計画」を立て、それを実行に移すという行動に作者を突き動かしたのです。
その体験と研究に基づいて「人生計画」を体系づけたのが本作品です。
――「まことに、『人生計画』こそは、人生充実の至福生活をもたらするただ一つの指針である」
当作品が、あなたの「人生計画」確立の一助となれば幸いです。
<目次>
序――林 賴三郎
自序
『人生計画の立て方』
一、人生にはナゼ計画が必要か 人間生活と計画性
二、私の第一次「人生計画」 満二十五歳での発願
三、理想はさらに理想を生む 目的達成の悲哀
四、私の第二次「人生計画」 まず目標の樹立
『人生計画の立て方・進め方』
一、実際に即した立案と実行 人生計画と生活環境
二、計画実現に望ましい生活態度 処世九則
三、学校の選び方と進み方 進学指導は小学時代から
四、自信を植え付ける法 知行一致と硬教育
五、職業はどう選ぶか 人生計画の中核問題
六、教練期から勤労期へ 一人前になるまで
『我等いかに生くべきか』
一、生活安定への道 職業の道楽化
二、結婚はどうしたらよいか 恋愛のみちびき方
三、世のため人のために尽くす法 勤労期から奉仕期へ
四、老後に考えねばならぬこと 老人の別居計画
五、楽老期をどう過ごすか 「愛される」老人
あとがき
<本多 静六(ほんだ せいろく)>
1866(慶応2)年、埼玉県菖蒲町(現在は久喜市)生まれ。
赤貧苦学の末、84(明治17)年に東京山林学校(現在の東大農学部)に入学。一度は落第するも猛勉強して首席で卒業。 その後、ドイツに私費留学してミュンヘン大学で国家経済学博士号を得る。
1892(明治25)年、助教授に昇任し、「4分の1天引き貯金」と1日1頁の原稿執筆を開始。
1900年には教授に昇任し、研究生活のかたわら、日比谷公園や明治神宮神ほか多数の造園に関わり、 他にも植林・産業振興など多方面で活躍するだけでなく、独自の蓄財投資法と生活哲学を実践し、現在の価値にして数十億円を超える莫大な財産を築く。
1927(昭和2)年の定年退官を期に、全財産を匿名で寄付。その後も「人生即努力、努力即幸福」のモットーのもと、清貧生活を続けながら370冊余りの著作を残した。 1952(昭和27)年1月、85歳で逝去。