[1巻] 稲森夜話 聴かなければよかった話 壱
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Narrado por:
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稲森 誠
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De:
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稲森 誠
Acerca de este título
幼少のころから不思議な体験を数多くした稲森の実話をもとに構成され、その全てが実体験。
本人が体験したからこそ語ることのできる、細部にわたる生の臨場感には定評がある。 ただ恐ろしい・怖いだけではなく、怪談の風情を楽しめる語りが特徴。
本職が俳優である稲森の叙事あふれる話し方は、怪談の枠を越えて、男女を問わず支持されている。
内容紹介
【第0話 はじめに】(5分)
私は幼少のころ、とても不思議な子供だったそうです。
ひとり遊びが好きで、目線の定まらない場所を見つめ妄想のような訳のわからないことを話し、ふいにいなくなると必ず押し入れの中に入っていた…。
【第1話 死神】(21分)
中学生の頃、アルバイトの新聞配達先で起こった出来事。
団地に新聞を入れて、その階段を降りようとしたとき、誰かが上がってくる足音が聞こえてくる。
【第2話 こっくりさん】(20分)
小学校で体験した話。病院へとお見舞いに行ったときのこと。
カーテン越しに元気に友達と会話をしている彼女、だが揺れるカーテンの隙間から見える彼女はどうやら眠っているようだった…。
【第3話 メリーさんの館】(23分)
国道沿いにある謎の洋館、その外観には巻き角の大きな羊の頭がついている。
車の走行中にその建物を見ると事故を起こす。もしも巻き角の大きな羊の頭を見たら死ぬ。
テレビにて放映された伝説の怪談、その体験当事者が語る。
【第4話 メリーさんの館の真相】(14分)
伝説の怪談「メリーさんの館」には続きがある。
メリーさんの館にて恐怖体験をした私は心肺停止で病院に搬送された。
その病院で私は、病室を染める赤い炎を目撃する。
初めて語られてから20年後の今、その真相がここに明かされる。
【第5話 吐息】(19分)
ある夏の日。うたたねをしていた私は、扇風機の羽音がいつしか何か別の「声」のようなものに聞こえてきて…。
【第6話 鳴るはずのない電話】(11分)
深夜のスナック。友人達と飲み明かすその知り合いの店に一本の電話が鳴る。©2020 Makoto inamori