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市朗怪全集 三十三

De: 中山 市朗
Narrado por: 中山 市朗
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Resumen del editor

市朗怪全集とは
実話系怪談のパイオニア、『新耳袋』シリーズの著者の一人が、語りで送る怪談全集! 1990年代に巻き起こったJホラー・ブームを牽引した実話怪談界の大御所が、満を持して登場する!!
全てが実話。この現代に現れた闇と異界の世界を聴け!!


山の集団 (15分)
昆虫採取が趣味の教員F先生が仲間2人とある山に登った。もちろん昆虫が目当てなのだがなかなかお目当ての虫が見つからない。3人は分かれて別々に頂上を目指すことになる。
ところが途中、F先生は20人ほどの奇妙な集団の道案内をすることになった。しかしこの集団、とてつもない違和感が…。

訪問者 (7分)
あるOLさんの母親が愛知県のT市に一軒家をみつけて住むこととなった。中古物件だった。ところが夕方の決まった時間になると玄関のドアノブが回されるのだ。
出ても誰もいない。そこで監視カメラを設置したある日、モニターを見てみると。

お盆休み (9分)
ゲーム会社勤務のTさん。神奈川県に単身赴任となった。寮代わりのマンションの4階が彼の住居だった。とある夜、部屋へ戻る共同廊下であるものを見た。
状況的には幽霊としか思えないのだが、それから毎夜のように見ることになる。ところがお盆休みの期間、彼はずっと仕事をしていたのに幽霊は…。


バックヤード (6分)
見えたもの (8分)
ねぇ (5分)
子守唄 (14分)
白い車 (10分)
帰りたい (11分)
鬼の腹 (5分)
何かいる (7分)
また出た (20分)


中山 市朗(なかやま いちろう)
作家、怪異収集家
1982年、大阪芸術大学映像計画学科卒業。映画の助監督や黒澤明監督の『乱』のメイキングの演出などに携わる。
1990年、扶桑社から木原浩勝との共著で『新耳袋~あなたの隣の怖い話』で作家デビュー。『新耳袋』はそれまでただ怪談で括られていたものから、実話だけにこだわり百物語を一冊の著書で実現化させた。
『新耳袋』は後にメディアファクトリーより全十夜のシリーズとなり復刊。『怪談新耳袋』として映画やドラマ、コミックとして展開。
Jホラーブームを作った作家や映画監督に大きな影響を与え、ブームをけん引することになる。
著書に『怪異異聞録・なまなりさん』『怪談実話系』『怪談狩り』シリーズなどがある。
©2023 PanRolling

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