実説 城谷怪談 撰集四十七
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Narrado por:
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城谷 歩
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De:
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城谷 歩
Acerca de este título
老若男女皆が楽しめる怪談語りを目指し、落語や講談にも似た独特な語り節、ノスタルジックな世界観に定評がある城谷歩による怪談。
幼い頃から自身でも不思議な怪体験を数多く持ち、更に聞き集めた種々の実体験を含めるとその数は数百にも及ぶ。
そうした現代の実話怪談、奇談の中から選りすぐりをお届けする。
内容紹介
「連れ」(43分)
糸村さんは、仕事終わりに同僚の早坂氏と飲んでいたが、不意に早坂氏が真剣な眼差しでじっと見つめてくる。
「お前誰連れてきてんだよ!」
そしてこの夜、糸村さんは実に不思議な体験をすることになる。
「変な娘」(23分)
望月さんという女性が中学生の時、数カ月だけ学校生活を共にした女の子がいる。
転校生だった彼女は大きな瞳が印象的な可愛い娘だったが、 どこかクラスでも浮いた存在だった。 いつからか「おすましちゃん」とあだ名されるようになっていた。
ある日、おすましちゃんは望月さんに一緒に帰ろうと声をかける
並んで帰ることになった望月さんは小さな墓地の前につれて来られて...。
「ベッド」(29分)
ももかさんは子供の頃、自分の足を誰かに掴まれる夢を見た。以来、ベッドがトラウマになり布団で寝ていたそうだ。
就職を機に一人暮らしを始めることになり、何気なく開いた寝具のページに好みのベッドを見つけた。
最近に至るまで悪夢はおろか怪体験もない。 せっかくだからとベッドを購入したのだが、夢は現実となって再びももかさんを脅かすことになる。
「手袋」(29分)
雪国ではお馴染みのことだが、春先、色々なものが地面に落ちている光景を目にする。
りょうこさんの母親が昔こんなことがあったと話してくれたのだそうだ。
ちょうど雪解けの頃、りょうこさんは誰のものかわからない手袋をはめていた。
汚れて、ぐしょぐしょに濡れている。捨てようとするとりょうこさんは嫌がったというのだ。
そして、この夜りょうこさんの両親は身の毛もよだつ出来事を体験することになった。©2020 Wataru shirotani