実説 城谷怪談 撰集二十二
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Narrado por:
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城谷 歩
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De:
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城谷 歩
Acerca de este título
老若男女皆が楽しめる怪談語りを目指し、落語や講談にも似た独特な語り節、ノスタルジックな世界観に定評がある城谷歩による怪談。
幼い頃から自身でも不思議な怪体験を数多く持ち、更に聞き集めた種々の実体験を含めるとその数は数百にも及ぶ。
そうした現代の実話怪談、奇談の中から選りすぐりをお届けする。
<内容紹介>
「闇夜のカラス」(31分)
体験者は霊感の強い四十代の男性。彼がまだ小学生の頃、母親と二人、親族の法事のため、北陸地方に泊りがけで出かけた時の事。
法要を終え、旅館の二階にある部屋に戻った夜八時過ぎ、どこからかカラスの鳴き声が聞こえてきた。夜だというのに変だなと思い母に尋ねるが母はカラスなど鳴いていないという。
しかし少しするとまたカラスの鳴き声は途切れることなく…。
「物音」(34分)
あやさんは都内で働く二十代のOL。 引っ越したばかりの2DKのマンションの部屋は新しく、大きな窓が印象的な10階にあった。
その年の夏、仕事を終えて帰宅し、ホッと一息ついたときに妙な物音が聴こえることに気が付いた。何とも形容しがたい、判然としないその物音は連日聞こえ続けあやさんは次第に疲弊していく。そしてついにある晩、音の正体が判明する。
「カタカタ鳴る仏壇」(27分)
篠塚さんという五十代の男性は、小さい頃の出来事を未だに忘れられない。 今から四十年ほど昔、年に二回、盆と暮れに本家の祖父母の家に親戚一同が集まる習慣があったという。篠塚さんが小学校五年生の年の暮れ、従兄やはとこたちと一緒に仏間に床を延べて灯が消えた後、同じ年の勝くんが怪談話を始めたのだが…。
「小樽の宿」(39分)
北海道小樽市出身、三十代の男性が大学生時代の話。 同じサークルのメンバー男女七人は、サークル活動以外でもいつもつるむほど仲が良く、その年の冬休み、一泊二日のスキー旅行を楽しむことにした。
宿を調べているうちに、ロッジ風の宿泊施設があるのを見つけ、男三人、女四人の七人でそこを予約したのだが。
楽しいはずの旅行が一転、想像もしない悪夢に変わってしまったのだった。
<城谷 歩(しろたに わたる)>
1980年2月16日生 北海道小樽市出身
15歳から舞台演劇を中心に俳優活動を始める。
その後、劇団深想逢嘘(2000年~2011年)を発足、主宰を務める。
様々な職種を経て2012年1月怪談師デビュー。怪談ライブバー スリラーナイト札幌本店で活動後、2014年から同六本木店オープンに合わせ上京。
外部出演、独演会開催、メディアへの出演多数。
2018年独立。公演情報などはHPにて。
http://shirotani-kwaidan.com©2019 Wataru Shirotani