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大木ミノルの腐怪話 三十

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大木ミノルの腐怪話 三十

De: 大木 ミノル
Narrado por: 大木 ミノル
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Acerca de este título

大木ミノルの腐怪話とは
映画監督を本職とし、これまで多くの心霊映像の鑑定依頼を受けてきた大木ミノルによる初の怪談集。
業界人による体験談を関係者からの秘話を交えて話す。
殺人事件や心理描写までを、まるで映像を見ているかのように語る新感覚の怪談。
多くの怪談イベントで著名怪談師から絶賛され、カルトファンを生んだ映画監督・大木ミノルによる実話怪談。

【中岡千里の事件簿 氏神様】
奈良のケーブルテレビ番組に毎月出演している大木は、ある日、プロデューサーから、伝言を聞く。
視聴者で奈良の平野さんという老人が会いたいと言うのだ。
聞いた事もない名前だったので連絡を取ると、祖父・中岡千里の知り合いだと言う。
昭和中期に祖父が霊媒師をしていたが、その際に助けてもらったと云うのだ。 平野さんを訪ねると、その頃、体験した怪奇な話をしてくれて…。
【白虎】
私の中学時代の英語教師に美馬という先生がいた。
戦時中、兵隊として徴兵された彼は、満州で戦ったという。
ある日、極寒の満州で大砲を撃つ際に大砲の上に素手をおいてしまい、手がくっついて離れなくなる。仲間の助けも借りて、なんとか剥がしたが、手の皮が全部、剥がれてしまい、大怪我をする。
その日は医療テントで眠っていたが、その際に白虎の襲来をうける事になり…。

他一篇

大木 ミノル(おおき みのる)
1967年生まれ、大阪出身 映像作家
大手企業開発部会長代理、カメラアシスタントなど特異な職歴を経て、映像会社AMiエンターティメントを創設。
また、300本以上の洋画・邦画のDVDに携わり、中でも「死ノ動画」「警告動画」など心霊映像の監修も30本近く手掛けている。
著名怪談師とも交流が深く、中山市朗氏や稲森誠氏などの怪談イベントに参加して怪談を披露し、多くの怪談ファンから『最も怖い映画監督』と評価を得た。
映像の他に、シアターOMの「シャーロック・ホームズの冒険」シリーズの台本を執筆するほどのシャーロキシアンであったり、奈良CSTV「奈良町わいがやTV」の準レギュラー、映画館シアターセブンの「トンデモシネマ」イベントのMCなど、多才な仕事ぶりでも有名。©2023 PanRolling
Negra y suspense

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