幻作珍籍 美学文庫 第一巻
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Narrado por:
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でじじ
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De:
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青木 信光
Acerca de este título
<内容紹介>
よみがえる幻作珍籍! 幻の発禁性愛文学の決定版『美学文庫』シリーズがオーディオブックで遂に登場!
昭和の時代に地下出版されていた“裏”文学を音声化し完全復刻!
裏の文化と言ってもその範囲は広い。 『美学文庫』が提供するものは、ひたすら性を表現し猥褻を追求した文芸作品である!
現代ポルノをはるかに凌ぐ迫力で描写された性の世界を
オーディオブックの臨場感とともにお楽しみください!
<あらすじ>
【1.忘れ難き二十二歳の娘】
二十二歳の娘との愛欲に溺れていく男の赤裸々な体験告白録。
ある夏、思いがけぬことから、同郷の友人の娘、二十二歳の光子と二人きりで避暑地の別荘で過ごすことになる…。
「短い数日の間に、再び遭遇されそうもない不思議な情事を、
私の生涯の良き、そうして悲しき思い出として、強く心にも
肉体にも烙印しておきたい、私の後の半生の快楽をわずか数日の間に集約して、この情事のエキスをなめつくさねばならぬ、と今、私は私の心に約束せずにはいられませんでした。万人が羨望してやまない蜜月の
宿りの夜は、今夜のような二人の関係を想像すれば足りるでしょうか…」
手ほどきを受ける若い肉体は絶頂の快味に無我夢中でよがり声を放つ。
多幸多感な第一夜が幕を明ける。
【2.夢の中の女達】
岡崎は、下宿先の山崎洋服店の二階でごろりと仰向けになり、
山崎の妻・しげ子の顔をふっと瞼に描いた…。
岡崎はT大学のラグビーの選手だったが、M大学との試合中、
タックルする際に胸を強く打ったのが悪く肋膜に罹り、二ヶ月の
入院後、医師のすすめに従い、この町に転地療養に来たのだった。
…岡崎は、これまでにいまだかつて感じたことのない、妖しい不思議な陶酔のなかに引き込まれていった。むせるような、ねっとりとした三十女の体臭が、知らず知らずのうちに未知の世界へとさそいこんで行くのだった。ズブリッと彼女の熟し切った肉穴にはまり込んだ時の感覚はまさに昇天の快楽であった。岡崎はもうこの時、興奮と歓喜で大きい五体がおそろしい程にブルブルとふるえて止まらない。今までの自贖で覚え楽しんでいたあの快楽とは又一種おそろしいまでにかけはなれた、強烈な無茶苦茶な気持ちよさである…。
【3.あひびき】
二十三、四くらいの、小柄な可愛い女だった。
眼鏡で顔を引きしめて上品なおぼこに見せていたが、
眼鏡を取ると、人が変わったように淫蕩なまなざしで
男を引きつける。そして色はぬけるように白い。
乳房は小娘のように小さいが、茂みは黒くて濃い。
黒い毛が真白な谷間の肌に、このうえもなく美しく見える。
やせた割には陰唇の肉の豊かさに驚くくらいであった。
このAという女性。
十七歳のはちきれそうな豊満な姿態。色が白くしなやかな脚。
ふっくりとしたお尻。真白く盛りあがった丘には、二、三分ほどの産毛みたいな陰毛が数えるくらいしか生えていない。大福餅みたな新鉢で、陰唇はまだ十分に発達していない。
待合の女中をしているおせいさん。
この二人の女性の間で揺れる三角関係。
絶頂を感じ、快感が全身を襲う。
この愛憎の果てには何が待っているのか…。