実説 城谷怪談 撰集八十四
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Narrado por:
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城谷 歩
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De:
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城谷 歩
Acerca de este título
老若男女皆が楽しめる怪談語りを目指し、落語や講談にも似た独特な語り節、ノスタルジックな世界観に定評がある城谷歩による怪談。 幼い頃から自身でも不思議な怪体験を数多く持ち、更に聞き集めた種々の実体験を含めるとその数は数百にも及ぶ。 そうした現代の実話怪談、奇談の中から選りすぐりをお届けする。
内容紹介
「誰?」(28分)
体験者は女性。彼女は小学生時代に体験した友人宅での出来事が今でも忘れられないという。
同級生のチカちゃんの家は古くて大きな日本家屋でチカちゃん家族と祖父母たちが二世帯で暮らしていた。 近所にあった神社の周りに生い茂っていた木々の葉陰のせいであったか、そもそもだったかいつ行ってもチカちゃんの家はひっそりと静かで薄暗い印象だった。おまけにチカちゃんはその家でよく白い着物を着た女の幽霊を見るのだと言ってはばからなかったから遊びに行くのもなかなか勇気のいることだったそうだ。 そんなある日、ほかの子たちと数人でチカちゃんの家に遊びに行き、嫌な想像が現実になった。
「夢現」(30分)
弘美さんは霊感が強いそうだが、生まれつきではない。俗にいう霊感者は先天的なタイプと、後天的に何かきっかけがあって力に目覚めるケースがあるようで、彼女の場合は後者である。 きっかけは小学校六年生の時に見た夢に端を発する。どこまでも暗い世界をただただ何かから逃れようと必死に逃げている夢だという。 追ってくるものが何か、どこを逃げているのかわからないがつかまってはいけないという強迫観念は連日募っていった。この夢は連夜彼女の夢を支配していたのだそうだ。 たまらず両親と一緒に寝ることにしたのだそうだが……。
「五人目」(27分)
仮にキヨシ君とさせていただく。三十代男性の体験である。
今から十五年ほど前、彼が中学校三年の夏休み、当時所属していた部活動で田舎にある合宿所で最後の合宿に訪れていた時の事。仲良しのひとりがこの合宿時の近に面白そうな場所を見つけたから、夜になったら顧問の目を盗んで散策に行かないかと持ち掛けてきた。 キヨシ君は嫌な予感がしてやんわり断りかけたが、ほかに聞いていた二人の友達が乗り気になってしまい、結局断り切れずにその晩仲間四人で宿を抜け出し、懐中電灯の明かりだけを頼りに肝試しに出かけることになった。
「お人形のお爺ちゃん」(26分)
現在高校生のお嬢さんがいる女性の体験。
まだお嬢さんが幼稚園にも上がらない幼いころの事、彼女はお天気が良ければ毎日のように近所の公園に娘を連れて遊びに出かけていた。テニスコート一面分くらいの広さの中に遊具のあるスペースと、ゲートボール場があるごく普通の公園で、行けばやはり近所の小さい子供たちとそのお母さんたちとが集まっていて、奥にはゲートボールをしに来たお年寄りたちがいた。 皆顔見知りになり仲良くおしゃべりしたりしていたが、この公園のベンチにいつもニコニコと笑顔のお爺さんが座っていた。手に抱き人形を抱えて……。©2022 Wataru shirotani