実説 城谷怪談 撰集八十一
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Narrado por:
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城谷 歩
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De:
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城谷 歩
Acerca de este título
老若男女皆が楽しめる怪談語りを目指し、落語や講談にも似た独特な語り節、ノスタルジックな世界観に定評がある城谷歩による怪談。 幼い頃から自身でも不思議な怪体験を数多く持ち、更に聞き集めた種々の実体験を含めるとその数は数百にも及ぶ。 そうした現代の実話怪談、奇談の中から選りすぐりをお届けする。
内容紹介
「乗っ取り」(26分)
三十代の営業マンをしている男性が、二十代の女性のお客様から聞いた体験談。
女性が高校卒業間近の時のこと、アルバイト先であるカフェ併設パン屋さんの出勤日数と時間を増やしてもらったことがある。そうすると普段シフトの重ならなかったスタッフさんとも共に仕事をする機会が増えたのだが、中にAさんという四十代のとてもおとなしい女性スタッフがいて、幾度となく一緒に勤務することがあったそうなのだ。 ある日Aさんと挨拶して顔を上げると彼女の後ろに見知らぬ男が立っていて、ぎょっとしているうちにその男はAさんの中に溶けいるように消えてしまったそうだ。
「丑の刻参り」(23分)
瀬戸内海を望む田舎町で当時高校生だったイツミさんは恐ろしい光景を目の当たりにした一人だ。以来彼女は人の内に巣くう「呪い」が見えるようになってしまったという。 その年の夏、仲良しの優美さんが泊まりに来た。夜中二人で怪談に興じていると「呪いはお盆の最終日、送り火を焚く夜が一番成就する」という話になった。 はたと気づけば翌日がお盆の最後、お調子者の優美さんは翌晩近所の神社に肝試しに行こうと言い出した。ひょっとすると誰かが丑の刻参りにやってくるかもしれないというのだ。 若い二人はかくして翌晩深夜に人気のない神社を訪れた。
「やきもち」(21分)
東京在住五十代の男性が、今から二十年以上前、出張で訪れた新潟のとあるクラブで、勤めていたホステスさんから聞いた話。女性が二十歳のころ、当時付き合っていた男性と 深夜にデートすることになり、彼の運転する車で新潟の市内のラブホテルをめがけていた時のことだ。 突如行く手の道路の真ん中に大きな野犬が現れて、道をふさがれてしまう。クラクションを鳴らしても、少し近づいてみても微動だにしない、そればかりか気づくと車の左右後方にも同じような大きな野犬が伏せている。 およそ30分もの間車は動くことができなかった。ようやく解放され走り出すと今度は、車と同じ速度間で走って追いかけてくる白い人影が現れて……。
「禁じられた遊び」(28分)
こっくりさんは定期的に、殊若者たちの間で俄かなブームになる。ぽんすけさんという女性も学生時代にブームに乗っかりクラスメイトとこっくりさんをやったことがるそうだが、同時に思いもよらぬ怪体験に遭遇してしまう。 中学二年生の夏休みを目前に控えた放課後、部活動が早く終わりぽんすけさんと他3人の女生徒はいったんクラスに引き上げ夏休み中の予定を立てるのに熱心に話し合っていた。 ふと気づくとクラスには彼女等しかいない。禁止令が出ていたものの口うるさい風紀委員顧問のY先生は不在の学校、時刻も夕暮れとあってこっそりこっくりさんをやることにしたのだそうだ。まさかそれが後々自分たちの身に災いをもたらすということなど微塵も思いもせぬままに。©2021 Wataru Shirotani